中国の代表的なレッドチップ株
レッドチップの名前の由来は「赤い中国」と呼ばれることに由来しています。
レッドチップ株とは中国の国営機関や、地方政府機関が35%以上の持ち株比率を有している優良な中外合弁企業が、香港市場で発行した株です。
つまり大株主が中国政府系機関である企業はレッドチップとされるのです。
H株が重工業などの国有製造業が主であるのに対し、レッドチップ株は通信・サービス・インフラ投資・IT産業が多いのも特徴として挙げられます。
レッドチップ株とH株の大きな違いは、中国だけではなく香港あるいは海外で登録が可能な点です。
以下に代表的なレッドチップ企業を述べておきます。
①香港聯想:
科学院直系の中国最大のパソコンメーカー。
WTO加盟で海外メーカーとの競争が一段と激しくなるが、強力な販売網と高いブランド認知を強みに安定した収益を維持すると予想されています。
②中遠太平洋:
世界的な海運会社「チャイナ・オーシャン・シッピング・グループ」の子会社で世界第6位のコンテナリースが主な事業とし、コンテナ保有量の増加・IT技術の取入れに力を入れています。
③中国製薬:
ビタミンCなど各種ビタミンの品質や生産性の高さは中国国内でトップの地位を築いており、副作用の少ない脳卒中対処薬の開発も期待されています。
④GZIトランスポート:
広東省内の高速道路の開発・運営を行っており、収益力も大変高いです。光ファイバーの敷設など情報インフラビジネスの期待も高まっています。
⑤チャイナモバイル:
「チャイナ・モバイルコミュニケーション」の傘下にあり、携帯電話事業が主体です。広東省、福建省から北京、上海などにも加入者が急増しています。
中国の携帯電話利用者は今度も増加し続けることも予想されており、固定電話事業を主とする最大の電話事業会社「チャイナテレコム」の上場が次のキーポイントになるといえるでしょう。
⑥チャイナユニコム:
チャイナモバイルと市場をシェアする形で伸びてきておりCDMAネットワークの移転が注目されています。
上海B株・深川B株に続き、H株、レッドチップ株も2001年に急騰してからは、アメリカの景気低迷を受けて株価も比較的落ち着いてきています。
今後は「北京オリンピック」「上海万博」に焦点を向けた投資行動が株式市場を大きく動かしていくと考えられます。
中国株についての情報は、インターネットにおいて、中国情報局が詳しく、2000年ごろから一貫して株関連の情報を配信しています。
株の売買は、日本のどの証券会社でもできるというわけではなく、一部の証券会社に限られている場合があります。
中国株に力を入れている証券会社として、有名なところでは、東洋証券などです。