中国株と北京オリンピック

中国の経済発展は目覚しいものがあります。
その原動力となっているのが、WTOへの加盟・2008年の北京オリンピック・2010年の上海万博です。
中国の方々は潜在的な能力に非常に大きな可能性をもっているといっても過言ではありません。
1990年以降、中国の証券発行額・取引額が国債および株式で飛躍的に伸びており、また投資家口座数も急激に伸びてきています。
いまや中国全土でオリンピックに向けて様々なインフラ整備が行われています。
この一連の中国を取り巻く環境の変化は、世界から認められたという自信・喜びに繋がり「中国富国」というスローガンのもと官民が一体となって経済を盛り上げているといえるでしょう。
シルクロードで有名な敦煌や蘭州などでは、空港の拡張工事や高速道路が急ピッチで建設されています。
蘭州は原子力産業など重工業の中心都市として発展してきましたが、現在ではハイテク都市へと変貌を遂げようとしています。
砂漠化している内陸都市部では、沿岸都市部からの遅れを取り戻すべく、砂漠が切り開かれ積極的に植樹が進んでいます。
このような中国の急速な経済発展は、まさに東京オリンピックに沸いた日本の高度成長期を思い返すことが出来ます。
経済成長のもとでは莫大な資金の流れが生まれる為、中国の巨大な経済市場は、欧米の投資家、日本の投資家達にも大きく注目されています。

中国の台所化現象
日本と中国の関係といって思い浮かべることは何でしょうか? 
ここで忘れてはならないのは、中国が私達の生活に非常に密着しているということです。
衣食住においてもすべてといってもいいほどに中国製品や農産物が大半を占めてきていることに気づかされてしまいます。
その衣食住の中でも特に目立っているのが食料輸入です。
日本は世界一の食糧輸入国となっていて、従来はアメリカやタイに頼っていました。
近年になりその国に変わって中国からの食料輸入が急速に伸びています。
ブロッコリー・かぼちゃ・アスパラガスなどの野菜類では過去6年間で約3倍に伸びているといわれます。
他にも主な製品は大豆・牛肉・チーズ・ハチミツ・エビ・シシャモ・ウナギ・・などなどきりがないほどです。
最近では共働きをする世帯が増えたこともありますが「冷凍食品」が注目されてきています。
冷凍食品は保存が利くうえに、手軽にいつでも作り立てのおいしさを味わえるなどのメリットを最大限に打ち出して、需要を拡大させてきていますね。
実はこの冷凍食品も、日本の商社や食品業界が中国の低賃金を利用して、加工し年間輸入を積極的に進めているのです。
日本では今まさに「中国の台所化現象」が起きているといって良いでしょう。

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